生態園のみどり池に いるはずのないものが見つかる
様々な生物が宿る、昆虫館のビオトープ『みどり池』。
トンボをはじめ、水生昆虫、メダカ、カエル、イモリなど多くの小動物がすんでいますが、先日職員がみどり池にいるはずのない生物を捕獲しました。
それは金魚です。
縁日などでおなじみですが、金魚は観賞用に交配を重ねた観賞魚なので、ずっと人間の管理の元で生きています。
その金魚がみどり池に現れ、職員一同驚きました。おそらく、人の手によって池に放たれたのでしょう。家で飼っていた金魚の世話ができなくり、自然に帰すつもりで連れてこられたのかもしれません。
しかし、もともとその場所に住んでいない生物がやってくることは、保たれていたその場所の生態系を破壊してしまう可能性があるのです。
もしかしたら、もともとみどり池に住んでいた小さな生物が絶滅するかもしれません。
みどり池にもずっと保たれてきた生態系があります。
どうか、他の場所から生物を持ち込んで、放さないでくださいね。
職員からのお願いです。